SDGsを地域と未来の羅針盤に! 2年生特別授業
5月1日(木)、2年生はSDGsに関する特別授業を行いました。この授業は、5月14日・15日に実施予定の野外活動に向けた事前学習の一環として、6名の講師の方々をお招きして実施しました。 まず4校時には、2年生全員が体育館に集まりました。「SDGsってどんな考え方?」「17の目標ってどんな内容なの?」といった基本的な疑問について、講師の先生から丁寧なご講話をいただきました。生徒たちは、先生のお話に真剣に耳を傾け、SDGsが私たちの社会や地球の未来にとって、いかに大切な考え方であるかをしっかりと学んでいました。難しい内容もあったかと思いますが、皆、真剣な表情でメモを取る姿が見られました。 午後の5・6校時には、各グループに分かれて、体験型の活動「SDGs de 地方創生カードゲーム」に取り組みました。 このカードゲームは、参加者がそれぞれの役割を担い、協力しながらSDGsの視点を取り入れ、架空のまちの課題解決とより良い発展を目指すというものです。生徒たちは、初めは戸惑いながらも、次第に活発な意見交換を始めました。 「私たちの住む地域でも、同じような取り組みができるかもしれない!」グループ内では、そんな活気あふれる会話が飛び交い、生徒たちは楽しみながらも真剣に、自分たちのまちの未来や地域の活性化についてアイデアを出し合っていました。普段何気なく暮らしている地域社会も、SDGsという新たな視点を持つことで、今まで気づかなかった課題や、そこから生まれる新たな可能性が見えてくる。そんな発見があったのではないでしょうか。 今回の特別授業を通して、生徒たちはSDGsの理念に触れ、持続可能な社会の実現に向けて自分たちがどのように関わっていけるのか、その第一歩を踏み出せたように感じています。この学びを、間近に迫った野外活動はもちろん、これからの学校生活や地域社会での活動にも活かしてくれることを大いに期待しています。 最後になりましたが、ご多忙の中、生徒たちのために貴重な学びの機会を提供してくださった6名の講師の皆様に、心より感謝申し上げます。